インフルエンザ対策マニュアル

インフルエンザにかかると、軽症で済む人もいますが、肺炎などを併発して重症化してしまう人もいます。インフルエンザから身を守るためにはどのようなことに気をつければよいのでしょうか?

インフルエンザと似ているエボラの感染の注意喚起

インフルエンザと症状が似ているエボラ出血熱ですが、2014年に西アフリカにおいて流行した際には企業、大学、医療機関などにおいて注意喚起がされました。それはエボラウイルスの感染力が強く、致死率が高いためです。
エボラの感染はアフリカが中心ですが、欧米でも感染者が確認されています。エボラ出血熱はインフルエンザに罹患した時のように、急に高熱が出て全身の倦怠感とともに筋肉痛、頭痛、関節痛を引き起こします。インフルエンザの場合は通常1週間程度でよくなっていきます。また、リレンザやタミフル、イナビルといった抗インフルエンザ薬がありこれらを使用するとより早く治ります。ですが、エボラ出血熱の場合は具体的な薬はなく、安静と、脱水症状に気をつけるなどの対処療法しかありません。
ひどくなると吐血や下血を引き起こします。現在薬も実験的に使用されることもありますが、まだ認可はされておらず、安全性についても確認されていません。感染者に濃密に接触したり感染者の血液や汗、体液にふれることで傷口や粘膜から感染してしまうので、日本では感染症法においてラッサ熱やペスト、マールブルグ病などと共に一類感染症と位置付け、エボラ出血熱が流行している地域に渡航し帰国した後は体調を見るなど注意喚起をしています。なお、帰国後1か月の間に発熱した場合は医療機関に受診せず、保健所に連絡をし、指示を仰ぐようにします。
エボラ出血熱は簡単に人から人へ感染はしません。また、空気による感染もしません。ですが、医療に携わる方、感染している方の家族は感染する危険性が高いので感染者がいる地域に行く方は事前に検疫所のホームページや空港でのポスターを見るなど注意喚起事項を確認するようにします。